puppy-tahrを旧XP機に導入

151005puppy-tahr10年ほど前のXP機で、CPU(AMD Athlon(tm)64 Processor 3500+)、メモリ1GB、HD160GBのACER製です。XPは、ネットやLANにつなげないので分割済のパーテーションの中に眠ってもらっています。半分残ったHDにlinuxmint-17.1-MATEを導入していました。癖の少ないdeb系です。

linuxの初心者には鬼門であるプリンターやスキャナーもbrother製ですがHPからドライバーなどをダウンロードして利用できます。マウスの反応以外に不服はありませんでした。

puppy-linuxは、言わずと知れた旧型機(98、Meなど)に命を吹き込みます。日本にはShinobarさんという強い味方もいらっしゃいます。puppy本家のHPを見ていたら、deb系のバージョンがあったので利用してみることにしました。実は、puppyは超軽量のディストロですがアプリのカスタマイズが困難です。

インストール作業は、通常のlinux風です。ダウンロードサイトからtahr-6.0.2_noPAE.isoをダウンロードし、CD等に焼き付けてブートするか、UNetbootinを利用してUSBメモリにインストールしてください。バイアスでUSBデスクブートに対応していればHDにインストールする必要はありません。
またpuppyの特徴としてGrub4Dosが採用されています。非常に便利です。ただ、メーカーによってはgrub領域に仕掛けがあるそうで不具合の原因にもなりそうです。必ずPCのオリジナルのハードディスクイメージと工場出荷状態を復元するシステムだけは残すようにしてください。

実は管理人は、chrome、firefox、thunderbird、LibreOfficeが利用できればよいので、mint-MATEで十分でした。しかしマシンスペックが理由でしょうけれどもXP機ではもっさり感があることは否めません。MATEでなくCinnamonデスクトップだと動作しません。そこで思い立って、puppy-tahrをインストールしました。HDにMBR、XP、Mint、puppy、Swap領域をインストールするので拡張パーティションを構築する必要がありますが、Gpartedで乗り切りました。

その後の手順(フルーガルインストールでなく、pup_saveディレクトリ式を推奨)

  •  インストール後すぐにPuppy Package Managerの設定からDataBaseの更新を行う。
  •  http://shinobar.server-on.net/puppy/opt/にあるlang_pack_ja-1.9.sfsを感謝しながら導入。
  •  デスクトップのquickpetからfirefoxとthunderbirdをインストール。(アプリ自身でアップデートする。)
  •  文書のGet LibreOfficeを利用する。(最新版を推奨)
  •  chromeは、ファイルも大きいし、一定以上のマシンスペックが無いと最新版は利用できない。
    quickpetから推奨のバージョン(そのまま)インストールすると動画に強い。
  •  ネットワークのNASのディレクトリには、Pnethoodで到達できます。ただし、設定が保存されないようです。
    端末で”pnethood 〇〇〇〇”(〇〇〇〇は、ネットワークデバイスに任意につけた名前)Enterを実行し、
    次からは端末を起動後に↑で接続してください。

プリンターやスキャナーは馴れてくると何とか利用できるようになるものです。google検索でほとんど解決できるでしょう。無線子機の導入もしかりです。ただ無線子機は、予めlinux用ドライバーが公開されているものを確認してから購入してください。
もともと管理人は、作成したHPの確認チェック用なのでこれで十分です。youtubeなどの動画も見れますが、わずかな負荷で不具合を起こすようです。子犬は丁寧に扱って、可愛がってあげてください。

リナクス広告代理カテゴリーの記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です