不動産会社に電話する前に!

a3f82b0c1cde5b0bf0016affed234ab7_sアパート、賃貸マンション、貸家、借地、など様々な物件をどのように探索しますか?

  1. 自ら希望のエリアを歩く
  2. ネット検索
  3. チラシ、雑誌などの利用
  4. 地元の不動産会社を訪ねる

是非この順番で進めてみてください。

この頃は、ネット上に地図や航空写真がたくさん掲載されていて、しかもかなりの頻度で更新されています。管理人もよく利用します。ただ、やはり実際に現地で見てみると、かなり違った印象を持つことも多いものです。最寄りの駅やバス停に近いもののその通路が非常に暗い印象だったり、物件そのものの管理が行き届かず湿っぽい雰囲気であったりなどは、実際に目で見て感じるものです。

「試し住み」という制度は、日本に定着していません。農耕民族が荷物をたくさん持ちがちなのかどうかわかりませんが、一旦住み着くとできるだけ長く住まうことを選択することが多いようです。引越しコストが高いことも原因でしょう。しかし本来は、もっと慎重に住まい選びをするべきです。「試し住み」の制度があればいいですね。一定期間後に気に入らなければ簡単に解除できるような制度設計は、さほど難しくありません。

不動産会社に電話する前に、先述の「1」から「4」を実践してみてください。「1」からいきなりその物件の所有者にアタックする人はまずいないでしょう。しかし「2」、「3」からそのまま広告掲載の会社にアタックするケースが多いのではないでしょうか。管理人は、そこで一回踏みとどまって、「4」まで実践することをお薦めします。その不動産会社の外見をよく見てください。親切そうな社長さんが少なからずいるものです。世間話でもして、その近隣のことを教えてもらいましょう。急な来客に自社(管理)物件を押し付けるような無粋な業者は、かなり淘汰されました。

最近は、気軽に不動産会社に電話して、内覧をし、いくつもの物件を比較衡量してから賃貸物件を決める方も増えてきました。これは結構なことです。今回のメッセージは、そのような”ドライ”な生き方ができない人向けのものです。昔ながらの”ウェット”な生き方しかできないようであれば、思い切って”ウェット”に生きてみましょう。仲介手数料はどの不動産会社に支払っても同じ金額なのですから。

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