ライフプランニング

129252ライフプランニングの重要性が注目されています。

日本語にすると「人生設計」でしょうか。しかし日本語のそれとは少し違う意味合いを持っているのが、「ライフプランニング」です。”人生をいかに生き抜くか”ではなく、”人生のゴールへの道のりは、いくら必要で、実現するための処方はいかに”といったところでしょうか。

人生の選択は、いろんなとき、いろんなところで訪れます。管理人なども今思えば、あの時ああしていればよかったと思うことはあります。つくづく人は一人で生きていけないものだと、歌詞のようなことを思ったりします。

いろんなしがらみがありますから、決断というものが常に自分のものであるかどうかは疑わしいものなのですが。しかしよくよく考えてみると案外に”資金が不足していたから”という理由が一番大きかったような気もします。毎日が無駄遣いの連続?

ライフプランニングのはじめの一歩は、家計の支出の見直しです。これは、企業でも同じなのですが、まず、支出の抑制から始まります。代表例が、住宅ローンや保険の見直しですね。影響が大きいだろう単価又は支払総額が高い部分から見直します。また支出も、固定的なものと変動的なものに分けることができます。固定的支出は、一度見直すとその効果が持続的に発揮されますので優先されるのです。

つぎは、変動的な支出を固定的な支出へとの転換を図ります。典型は、子育て費用です。皆目見当がつかないようで、進学の状況でもかなりの違いが出るでしょう。そこは、統計的な数値を利用して解決することができます。残りの変動的支出は、”基本的生活費”として計上します。ここまで来ると、うそみたいに将来の収入と支出の関係性が見えてきます。ただし、前提条件がたくさん付いてしまう部分は否めないものです。従って、定期的にまた重要な転換期には、必ず見直しが必要になるのです。

120136ライフプランニングは、まさに”一品一葉”の企画書です。たまに「簡単なものでいいのですが」とのお声もあります。それでは価値ある仕事になりません。本末転倒の無駄遣いですね!管理人にご相談いただくときは、へそくり以外の全部をさらけ出す覚悟でご連絡ください。

更に経験上、年齢的な事情や相続関連などの理由で、どうにもならなくなってからご相談にいらっしゃる方が多いものです。後手に回れば損をするのは必定。実は、子供が生まれた時に「ライフプランニング」を策定することが望ましいといわれる由縁です。「子育てが終わった後の第二の人生」の相談をFPが受けてもあまり生産的なご助言はできないものです。なぜならすでにその相談者は、何がしかの決意をしていて、それをいかに実行するのか、または実行した時のリスクはいかになどの相談であることが多いのです。そのような方々は、おおむね金銭的な裏付けはすでに持っているわけですね。FPの出番ではありません。

それでも「リタイアメント・プランニング」という分野もあります。主に相続、贈与、事業承継の分野と絡んでいます。また最近では、「民事信託」も重要な手法として認識されています。FPの知識やノウハウは、その広範さも一つの特徴です。総合的な俯瞰した見地からあるべき姿を考察するものです。案外ご要望が多く、各種の専門家の方々からもご依頼を頂くときがあります。ただこの分野は、単独でなく協業で行いますから、ご依頼の折は、コンサル環境の整備が必要になります。
お気軽にお問い合せください。
※メールやWebツールなど安価に通信できる環境が準備できる方であれば、長崎、佐賀、福岡、熊本まで対応いたします。

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